
仕事で大阪に出張。今年オープンした日本初のウォルドーフ・アストリアに泊まってみたいと思っていたので、いい機会と思い宿泊。
ちょうどヒルトンの無料宿泊特典が残っていたのでそれを使うことに。
無料特典だと一番下のデラックスルームになってしまうが、ホテルの雰囲気を知るには十分。
2025年オープンだけあり、きれいで豪華なホテルだったが、結構混み合っている印象。
宿泊者は中国系の方が多かった。日本への旅行規制中じゃないの??と不思議。
アクセス
大阪駅前にある。梅田駅からは徒歩10分くらい。グラングリーン大阪というビルに入っている。ビル内はレストランも充実しているため、食べるところで困ることはなさそう。

チェックイン
入り口は1階にある。
まだ新しいホテルなのもあり、写真を取っている方が多かった。

入り口を入ると、ベルデスクとりんご?みたいなモニュメントが(多分りんごではないけど)。

当日は昼過ぎくらいに着いたので、チェックインまで荷物を預かってもらった。
クリスマスの時期だったのでツリーがあちこちに飾られていた。
フロントは29階であり、エレベーターで29階まで上がる。
29階で降りるとティファニーのツリーが。

奥にはカフェラウンジ「ピーコックアレー」が見下ろせる。とてもおしゃれ。

裏側に歩いていくとチェックインフロントがある。ここと木と石でなんかすごい雰囲気。

ヒルトンダイヤモンド会員特典には、
- 朝食無料
- 1000ポイント付与
- 客室アップグレード(空室状況による)
- レイトチェックアウト(空室状況による)
- 4000円の館内クレジット
- レストラン25%オフ
の特典があった。エグゼクティブラウンジはない。
無料特典だったので一番下のランクのデラックスルームの予約だったが、一つ上のプレミアルームにアップグレードしていただいた。
部屋までスタッフさんが案内してくれ、お部屋の説明をしていただいた。
部屋
今回はデラックスルームから一段階アップグレードしてもらい、プレミアルームに宿泊。







プール・ロッカー
プールは30階にある。エレベーターを降りて右に進むと受付がある(左にいくとライブラリーがある)。
6:30-22:00まで。

受付をすると、廊下を抜けてロッカーに案内してもらえる。

【ロッカールーム】
ロッカールームにはロッカーの他、シャワー室が4つ、お手洗い、洗面台、ドライサウナ、ミストサウナ、ジャグジーがある。




ドライサウナとミストサウナはジャグジーエリアにまとまってある。

ドライサウナは2段。各段が広く作られている。4人ほど入れるスペースか。残念ながら水風呂はない。

ミストサウナは1段で同じく4名ほど入れるスペース。
残念ながら水風呂はないが、ジャグジーの左右にゆっくり寝そべれる椅子が2台ずつある。

ロッカールームからそのままプールエリアに行くことができる。
【プール】
他の高級ホテルに負けず、ここのプールも映えるプール。


プールサイドには寝そべれるリクライニングチェアが12台

窓側に椅子が4台ある。

ジム
同じく30階にはフィットネスジムがある。24時間営業で、広くはないがそこそこ器具は揃っている。
ジムに入るにはルームキーが必要なので忘れないよう注意。また22時以降はロッカールームが使えないのでお部屋でジム着に着替えてからジムに来る必要がある(22時以降はウェアのレンタルもできない)。
入り口にはタオル、お水が置いてある。お水は冷水と常温の2種類用意されている。


ウェイト系は数は多くはないがバーベル系としてスミスマシンが1つある。

ダンベルも4キロから2キロ刻みで26キロまであり、一般的なトレーニングはできる。可変式ベンチも2台。



マシン系はレッグカール/エクステンションのマシンが1台のみ。

有酸素系は充実している。
ランニングマシンが4台、エアロバイクが2台、ステッパーが2台。

あとはバランスボールなんかもあった。

他の高級ホテルと同じく、利用者はほとんどおらず、ほぼ貸切状態。
ライブラリー
同じく30階にはライブラリーがある。こちらも22時まで。
入り口にはコーヒーマシンがあり、ライブラリで飲むことができる。

カフェみたいな感じで本棚によくわからんおしゃれな本がいくつか立てかけてあり、テーブルと椅子が何個かある。


レストラン
ウォルドーフアストリア大阪にはいくつかレストランが入っている。
今回、朝食は特典でついていたため利用したが、夕食は近隣で色々食べてお腹いっぱいになってしまったため、利用しなかった。
和食や鉄板焼きなともあるが、最低でも1人4〜5万となかなか気軽には食べれない金額だった。
【朝食】
29階のJolieで朝食は頂ける。前日に8:30以降は混むので少し早めの利用をお勧めしますと言われた。
確かにヒルトン系はクレジットカードを作ると宿泊時朝食無料になるので、利用者が多くなる(そのため、朝食やラウンジのクオリティは同レベルの他ホテルと比べると低い)。
コンラッド東京・大阪でも朝食は少し待たされることが多いが、例に漏れずここウォルドーフも待たされた。9:30くらいに利用したが20人くらいの待ち列ができておりちょっとびっくり。
たまたまなのかいつもそうなのかは分からないが。お客さんは中国の方と思われる方が多く、それで混み合っている感じだった。
食事自体はセミブッフェという感じでテーブルで「和定食」「エッグベネディクト」「オムレツ」などのメインメニューとドリンクを頼める。
ダイヤモンド会員だと特別にロブスター入りのエッグベネディクトを注文できるという微妙に嬉しい特典があるとのことだった。せっかくなので頼んでみた。

あとはブッフェ形式。








内容はまずまず充実はしている。ただ、やはりヒルトン系の朝食は無料特典が簡単についてしまうからか他のホテルと比べるとややレベルは低いと感じる。最上位のウォルドーフアストリアは違うかとちょっと期待したが、残念ながらそこは変わらず。
まぁ自分も今回無料特典できてるわけだから仕方ないんだけど…。
【ラウンジ】
同じく29階にピーコックアレーというおしゃれなラウンジがある。

エレベーターで29階に着くと見下ろす形でピーコックアレーがある。開放感があり、素晴らしい眺め。
ラウンジ側から見上げても階段が美しい。


ソファ席の他、カウンター席もあり、カウンターもおしゃれ。

お昼時にちょっとだけスイーツを頂いたが、とても美味しかった。


総評
ヒルトン最上位のウォルドーフアストリアがついに日本にも!ということでワクワクして伺った。
総合的には素晴らしいホテルだと思う。ハード面もきれいでおしゃれだし、付帯施設も充実している。
朝食が時間によって待たされるのはやはりヒルトン、という感じだったが、裏を返せばそれがあるから自分も無料特典で今回宿泊できたわけだし、一概にそれを無くした方がいいとは言えない。
2027年には東京日本橋にもウォルドーフアストリアがオープンする予定とのことでそちらに伺うのも楽しみだ。

