ガストロノミー ジョエルロブション

ミシュラン3つ星のジョエルロブション。その中でも一番高級路線なのがガストロノミーだ。

行けばなんだかんだ1人5万以上はかかる(お酒を飲む友人は1回行くと1人10万はかかるそうだ)。

しかし驚くほど美しく美味しい料理を楽しむことができるし、何度言ってもその感動は薄れない。これはなかなかすごいことだと思う。

「このクオリティならこの金額でも仕方ないよね」といつも満足してしまう。

なかなか気軽に行けるところではないが、年に数回くらい記念日などで利用させていただいている。

アクセス

場所は恵比寿にあるガーデンプレイス内。車でも電車でもアクセスはよい。

車だと駐車場がガーデンプレイス地下にあり、そこから数分でロブションにいける。電車の場合は恵比寿駅から少し歩くが、歩行用エスカレーターなどもあるのでそんなに疲れずに行くことができる。

ガーデンプレイスの奥にお城のような建物があり、それがロブションだ。見栄えもよいためか動画撮影をしている若い子をよく見かける。

地上1階からも入れるし、雨の日などは地下1階から入ってエレベーターで上がることもできる。

メニュー

ガストロノミーのメニューはいくつかあるが、ベースの料金は1人25,000円から50,000円くらい。ただしその値段で収まることはほぼなく、当日選ぶ食べ物や飲み物によって更に料金が追加されて行く。そのため、結局は上記のような値段になってしまうことが多い。

もちろん、ただ高いだけではない。料理が素晴らしく美味しいのはもちろんだが、見た目も美しく食べるために崩すのに躊躇してしまうくらい。

また信じられんくらいの量がでてくる(特にデザート)。なので食べ終わったあとには価格に見合った内容だと納得してしまう。

量が本当に多いので最初から飛ばしすぎないよう注意が必要。最初から食べすぎるとデザートの中盤で泣きをみることになる。


最初に出てくる雲丹と赤座海老のゴーフレット

パンはロブション内で焼いた焼き立てパンがワゴンでくる。ワゴンで運ばれてきて「お好きなものをどうぞ」と言われるとめちゃテンションが上がるが食べすぎないように要注意。ここで調子に乗って食べすぎると後で詰む。

自分も昔は「じゃあ、全部2個ずつ〜」とか舐めたことをやって、あとで腹パンで詰んだことが何回もある。

パンのワゴン
選んだパンは温めておしゃれに包んで持ってきてくれる
ロブションといえばこれ。キャビア・アンペリアル
ホッキ貝のブールブランソース合わせ
縞鯵と水茄子のマリネ

京都産七谷鴨。焼き上がりまで1時間かかるため事前に予約がおすすめ。目の前で捌いてくれる。めっちゃ美味しい。

鴨のもも部位は別に料理して持ってきてくれる。これもスパイスが効いていて美味しい!

ここから先はデザートになるが、ガストロノミーはデザートがえぐい。

まずはメニューの中で選択するデザート

マンゴーとエキゾチックフルーツのジュレ。ココナッツの皮に見える下側はチョコレートになっていて食べれる。

そして次にワゴンでデザートがくる。これもテンションが上がるがここでやりすぎないよう注意。

頼みすぎてしまった…。

更に次はミニャルディーズのワゴン。

ここら辺までくると、周りの席からも「え、まだあるの?」「もうお腹いっぱいです…」という声がちらほら聞こえ始める。

一見上品なマダムが一つ目のデザートくらいまではテンション上がってウキウキだったのがここら辺までくると逆にお腹いっぱいでテンション下がってくるのを何回かみた。

お金持ちそうな家族に連れられた小さな子供が「パパ、多すぎるよー。もう食べれない」と降参している時もあった。

それくらい多い。しかも困ったことにどれと妥協なく作られておりとっても美味しいのでお腹いっぱいでも食べたくなってしまうのだ。

自分もお腹いっぱいだが、ついワゴンをみるとテンションが上がって頼んでしまう。

お腹いっぱいなのになぜか頼んでしまう、ガストロノミーの恐ろしさ

これで終わりかと思いきや、更に記念日のケーキやお土産のパンなどもくれる。これはもう無理。腹パンで帰れなくなる。

さすがにもう食べきれず持ち帰りにしてもらった。

いつも満足度150%、お腹いっぱいで退店する。

満足しすぎて退店後は「もうしばらくはロブションはお腹いっぱい」と思うのだが、ちょっとするとまた行きたくなってしまう。

タイトルとURLをコピーしました