
リゾートトラストが運営している会員制リゾートホテル「サンクチュアリコート」「ベイコート」「エクシブ」の中にはペットと一緒に宿泊できるところもある。
関東圏では、
- エクシブ湯河原離宮
- エクシブ那須白川
- エクシブ軽井沢
がペット可のお部屋があるホテルだ。
都内からのアクセスで考えると、アクセスが一番いいのがエクシブ湯河原離宮だと思う。
エクシブは今となっては古い施設になってきたが、それでも離宮はエクシブの中でも高級感があり、今でも人気がある。
そんなわけでエクシブ湯河原離宮は年に何回か泊まっている。ジムやプールという運動系の付帯施設はないが、毎回ゆっくりと過ごすことができている。
アクセス
エクシブ湯河原は、湯河原駅からはそれなりに離れたところにある。基本的には車で行くのがおすすめ。都心からは車で1時間半前後か。
ただ、土日は湯河原、箱根方面の道はすごく混むので要注意。平日にいけるなら平日が断然おすすめ。
無料送迎バスがバスは湯河原駅から出ているようだが所要時間は20分くらい。
駐車場は屋内にあり無料。
外観




エクシブはどこも古くなってきているが、エクシブの中でも離宮は高級感がある。築年数はどこもそれなりに経っているはずだが古くささは感じない。
エクシブ湯河原離宮も同様でとても良い雰囲気のホテル。
フロントから見える中庭?的なところがとても贅沢な作り。
部屋
お部屋は何種類かあるが、ペットと泊まれるのは
- スタンダード(60平米前後)
- スイート(80平米前後)
- スーパースイート(120平米前後)
の3つ。
持っている会員権の種類によって泊まれる部屋が違ってくるが、スイートとスーパースイートは温泉がお部屋についている。スーパースイートはベット4台とファミリー向けの大きさ。
今回はスイートを選択。お部屋もシックで落ち着く作り。ペット可だが汚れた感じや犬臭さもなくとても良い部屋。
ベッドのマットレスも硬すぎることもなく寝心地も申し分ない。
(写真撮り忘れたので次回泊まった時にまたあげる予定)
食事
湯河原離宮のいいところはペットと宿泊でき、インルームでもなかなか高いクオリティの料理が出ることだ。
自分はいつもペットと泊まりに行くので最近はもっぱらインルームを頼むことが多い。
夕食、朝食とも和食、中華、フレンチから選ぶことができ、価格は夕食はだいたい1人18000円前後、朝食は1人5000円前後(2025.10時点)。
今回は夕食に中華、朝食に和食を選択。とても美味しかった。


ただ、ペットメニューは残念ながらないので自分たちで用意して持っていかないといけない(ウェルカムフードでペットのおやつは2袋くらいもらえる)。
ジム・プール
エクシブ湯河原離宮には残念ながらジム・プールはない。ジムがあると嬉しかったな…。
温泉


エクシブ湯河原は温泉地の湯河原だけあり、温泉には力を入れている。
お風呂(至泉の湯)はエレベーターで4階まで上がり、そこからまたエレベーターor階段で5階まで上がったところにある。フロントで部屋番号と名前を書いてタオル類を受け取り脱衣所へ。
浴室・脱衣所は当然写真不可エリアなので写真は撮れないが、特に露天風呂が充実しておりとても気持ち良い。
脱衣所は中央に洗面エリアがあり、それを囲むようにロッカーがある。広々としておりある程度お客さんがいてもゴミゴミしている感じはない。給水機もあるので水分も自由に摂ることができる。
脱衣所に1人がけのソファが2つあり、ここでゆっくり寛ぐこともできる。
浴室は洗い場が20個くらい。大きめの内風呂1つとドライサウナ、水風呂がある。
ドライサウナは2段で各段に5名ほど座れるか。温度は90度前後とちょうどいい。テレビはなく、セルフロウリュは不可。
水風呂はサウナを出てすぐ右のところにあり、広くはなく2名入れる程度か。こちらも16度前後とちょうどいい温度。
外気浴は外に2名くらい座れるベンチがあるが、空調の効いている脱衣所にも2つソファがあるので体を拭いて脱衣所でゆったりととのうのもおすすめ。
露天の岩風呂のへりに腰掛けられる場所も何箇所かあり、そこで休憩している方もいた。
露天風呂はかなり充実していて、檜風呂、岩風呂×2、壺風呂とある。源泉が4つあるようでそれぞれ異なる泉質のようだが、温泉通ではない自分にはよくわからなかった。
客層は基本的には静かだが、会社の福利厚生で大人数で来ている方も中にはいて、そういう団体さんとかぶってしまうと結構騒がしいこともある。
総評
エクシブ湯河原はペットと一緒に良いホテルに泊まりたいという層にとっては、かなり満足度の高いホテルだと思われる。
我が家は上記希望だが、今のところ
- マンダリンオリエンタル東京
- キンプトン新宿東京
- エクシブ湯河原離宮
が不動の3強だ。
マンダリンは都心のラグジュアリー感、キンプトンはレストランも含め館内全てペット同伴可能というペットフレンドリーさが強み。
一方でエクシブ湯河原離宮は、会員制だからということもあるが上記2ホテルと比べるとかなりリーズナブルに泊まれる。
参考までにマンダリンはスタンダードルーム(50平米前後)で10-15万、スイート(90平米前後)で20-30万、加えてペット清掃費が2万前後かかる。
キンプトンはスタンダードルームで5-8万くらいだが20平米と狭い。50平米以上あるスイートになると12-20万ほど。
対してエクシブ湯河原離宮はスタンダードルーム(60平米)なら2万前後、スイート(90-120平米)でも3-4万とだいぶ安い。スイート以上なら部屋に温泉もついており、スイートで食事を含めても7万前後で収まる。
更にエクシブ湯河原離宮はふるさと納税でも泊まれる(キンプトンもふるさと納税で泊まれる)。ある程度の納税額がある方であれば年数回は泊まれるだろう。
フィットネスジムがないのが残念だが、温泉・サウナを楽しめる点はポイントが高い。ちなみにマンダリンはサウナと大浴場はありスイート宿泊者は自由に使えるが、スタンダードルームだと別個で確か1万くらい払わないと利用できない。キンプトンはサウナ・大浴場なし。
コストパフォーマンスで考えればダントツのホテル。年3回くらいのペースで定期的に利用しており、おそらくこれからもペットと一緒に利用し続けると思う。

