JAL・ANAには国内線の航空系ラウンジがある。
JALには、
- ダイヤモンドプレミアラウンジ
- サクララウンジ
が用意されており、
ANAには、
- ANAスイートラウンジ
- ANAラウンジ
が用意されている。
ダイヤモンドプレミアラウンジとANAスイートラウンジが上位のラウンジであり、より限られた人が入れる。
対してサクララウンジ、ANAラウンジはスタンダードなラウンジで入室条件も緩い。
またJALとANAでもそれぞれラウンジに入れる条件は異なる。
本記事ではJAL国内線のダイヤモンドプレミアラウンジについて紹介する。
入室条件
JALとANAのラウンジの入室条件は異なり、ざっくりいうと
「JALはその日に乗るフライトの席のランク」
「ANAは長期的なANA便の利用頻度」
が評価される傾向にある。
具体的には、
JALのダイヤモンドプレミアラウンジは、
- 国内線ファーストクラス搭乗者
- JALの上級会員の中でもJMBダイヤモンド、JGCプレミアの資格を持つ会員
- JALの加入している航空系アライアンス「ワンワールド」のステイタスがエメラルドの会員
のいずれか。
JALの上級会員を維持するためには毎年JALにかなり乗らないといけない（国内線であれば月2回以上は必要）ので、頻繁にJALを使う方か、ファーストクラスの席を取っている人が対象になる。
ちなみに1つ下のランクの国内線サクララウンジは、上記ダイヤモンドプレミアラウンジの条件に加え、
- JAL上級会員のうち、JMBサファイア、JMBクリスタル（回数制限あり）の会員
- JALグローバルクラブ（JGC）会員
- ワンワールドのステイタスがエメラルドあるいはサファイアの会員
も対象になる。特にJGCは一度取ればクレジットカード年会費を払う限りは永久に会員を維持できるので、少し前まではJGCを取るために頑張ってフライトに乗る人たちも多くいた（今はJGC取得のハードルが高くなってしまった模様）。
設置場所
ダイヤモンドプレミアラウンジは国内の主要空港にしか設置されておらず、
- 新千歳空港
- 羽田空港
- 伊丹空港
- 福岡空港
- 那覇空港
の5箇所になる。だいたいファーストクラス専用レーンから手荷物検査に入るとそのままラウンジに行ける。
サクララウンジは地方の空港にはないものの、準主要空港的な位置付けの空港に設置されている。
外観・サービス
ダイヤモンドプレミアラウンジはJALの最高峰ラウンジではあり、ANAで言えばANAスイートラウンジと同じ位置付けとなる。
置いてある食べ物やドリンクのクオリティはどちらも大差ないが、外観としてみるとダイヤモンドプレミアラウンジの方が古い感じがある。
テーブルや椅子もいいものではあると思うが年季は入っており、角とかが禿げかけているものもある。年季が入ったいい味合いと取ることもできるが。
対してANAスイートラウンジは「新しくスタイリッシュ」な感じ。
どちらがいいかは好みが分かれるところだが、外観だけでいればANAの方が人気はあるのではないかと思う。
食べ物はおにぎりが2種類、パンが2-3種類とスープ・お味噌汁くらい。
ドリンクはファミレスのドリンクバー的なものとコーヒーマシン、あとはお酒類がある。
【羽田空港ダイヤモンドプレミアラウンジ】
都内周辺在住だと一番よく使うラウンジ。全体的に少し古くなってきているが、落ち着いて過ごせる場所。
食べ物はおにぎりやパン、スープ、おかき類といった軽食をいただくことができる。
【福岡空港】
羽田と比べると新しく綺麗。食事内容も羽田より充実している。
飲み物系はその他、ジュースやお酒も一通りある。またノンアルコールビールもあった。
